2016年公開のアメリカ映画。
窪塚君とか、小松さんとかイッセー尾形とかいろんな有名な俳優が出ている。
17世紀、日本で弾圧されていたキリシタンのお話。
外国の宣教師が、自分を信じるせいで処刑されてしまった隠れキリシタンに罪悪感を持ちつつも信仰を持ち続けたが、自分が棄教することで、助かる命があるということで棄教。
生涯を通して日本人らしい生き方を通していたが、心のどこかでキリスト教を信仰し続けていたということを示すような最後でした。
タイトルの沈黙は、隠れキリシタンを表すもの、キリストが助けてくれないというもの、主人公が信仰を見えない形で続けていたという意味いろいろある。
正直、人々を救うことが目的だとしても、宣教師の強すぎる信仰心にはあまりついていけなかったが、自分の中で信仰を続けていた段階には、ある程度共感した。
宣教師としての信仰心と棄教後の信仰心は、もしかしたら後者のほうが強いのではないかとなんとなく思った。
結局人には伝わらない部分があることを頭に入れておかないとね。
再認識した映画だった。