一球入魂

だらだら書いてます

聲の形

 いじめをした側とされた側とその周辺のその後を描いた映画。

 

正直最初は、見るのに苦しくなった。

 

自分に覚えがないわけではないし、この映画であったように、直接かかわっていなくても見過ごしたという事実はある。

 

いじめの主導者は、いじめにあうようになり、補聴器の弁償やクラスからの孤立という形で大きな罪を背負っていくこととなる。

 

した側もされた側も「死」を意識するようになるが、お互い「死ぬ」という結論は行き過ぎた考えということになり、共に生きていこうと決心する形で終わっていく。

 

 二人がうまくいくようになったのは、みながちゃんとお互いにぶつかり合えるようになったからであって、成長してもの性格があまり変わっていないことはよく描かれていた。

 

ただ、死にそうになり助けてくれた元友達(いじめてた2人)のように関係が戻らないこともある。

 

ネガティブでもいい、逃げてもいい、生きていればこそ。

 

 

いろんなことを考えさせられた映画だった。